レディースファッションの系統をわかりやすく整理＆解説！
レディースファッションの系統は非常に細かく分類されているため、「自分が好きな系統は何なのだろう？」「聞いてもイメージがわかないよ！」と難しく思われている方もいらっしゃいます。このページでは、女性のファッションの系統をできるだけわかりやすく分類し、一覧にしてまとめています。あなたの好きな系統を探したり、イメージチェンジに挑戦したりする際に参考にしてみてください！
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ー目次ー
1. きれいめ
出典：https://pierrotshop.jp/blog/archives/14599
ジャケットと素材の良いパンツの組み合わせや、白い無地のTシャツなど。シンプルで清潔感があり、流行に流されない安定感があります。また、着る人を選ばない系統でもあります。なにより、幅広い世代からも好印象を持たせやすいファッションという利点があります。ファッション雑誌等でも「きれいめ」というワードは頻繁に出てきますよね。
◆きれいめカジュアル
出典：https://5-fifth.com/coordinate/2020ss_lookbook7.html
きれいめのニットやスカートに、あえてカジュアルなスニーカーの組み合わせなど、カジュアルにしたいけどきれいめもキープしていたい場合に活躍するファッションです。動きやすいけど、シンプルさを保てば全体として上品にも見られるので、20代、30代の女性にはおすすめの系統でもあります。
◆ベーシック
出典：https://www.instagram.com/r_i_emama/
ボーダーシャツにジーンズなど、基本のアイテムで作り上げるコーディネートです。ベーシックなアイテムは、他のアイテムとの組み合わせもしやすいので、着まわし力に長けています。言ってしまえばファッションの”基礎”ですね。一時期、”パリジェンヌはワードローブに6着ほどしか服がないのにそれで十分”なんていう本が話題になりましたが、それらはどれも上質でシンプルなものでした。素材や色をよく吟味し、勝ち残った服たちを大切に着るのもいいものですよね。
人によってなにが”ベーシック”なのかは異なるかもしれませんが、シンプルなトップスやパンツをイメージしていただくと良いかと思います。
◆清楚系
出典：https://pierrotshop.jp/blog/archives/16160
きれいめなアイテムをベースにしつつ、女性らしいアイテムやカラーを取り入れたような系統です。落ち着き・女性らしさ・上品さをバランスよく感じられる系統ですので、女性はもちろん、男性からも人気のスタイルになります。
| きれいめアイテムを探す！ | |
|---|---|
 半袖ニット 1,749円 |
 トップス 2,959円 |
 カットソー 1,790円 |
 ジャケット 4,390円 |
2. コンサバ
出典：https://www.instagram.com/hana_iroha/
シャツやワンピース、カーディガンなどを大人っぽく着こなすスタイルです。「コンサバ」とは「コンサバティブ」の略で、英語では「控えめな、保守的な」という意味になります。見た目はきれいめカジュアルに近いかもしれませんが、より大人、あるいはお嬢様な印象のスタイルだと思うとわかりやすいのではないでしょうか。
イギリス王室のキャサリン妃は非常に素敵なコンサバファッションをこなしていてよく取り上げられています。
◆シンプル
出典：https://pierrotshop.jp/blog/archives/16160
身につけられたアイテムの数や色を最小限に抑えた系統です。おしゃれな人の全身を見たとき、色や素材に統一感があって”シンプルだけどどこか洗練された雰囲気”に見えることはないですか？有名なファッションデザイナー、ココ・シャネルは、「シンプルさは全てのエレガンスの鍵」という格言を残しています。シンプルだからこそ、宝飾品などの個性あるアイテムがバランスよく映えることもあるのです。
◆大人カジュアル
出典：https://www.instagram.com/mimico37/
シャツにストレートデニムなど。30代女性、40代女性だからこそ着こなせる系統でもあります。カジュアルだけどラフ過ぎないファッションで、シンプルなアイテムでまとめれば海外セレブのようなコーデも楽しめます。各雑誌でも旬のアイテムを使った大人カジュアルがテーマとして取り上げられていますので、研究してみましょう。こなれ感を出すために素材や色、さりげないアイテムで楽しむのがカギです！
| 大人カジュアルなアイテムを探す！ | |
|---|---|
 Tシャツ 3,289円 |
 パンツ 1,309円 |
 シャツ 2,617円 |
 スカート 2,992円 |
3. ナチュラル
出典：https://pierrotshop.jp/blog/archives/21400
ゆったりとしたワンピースにヒールのないサンダルの組み合わせなど、背伸びしない自然体なスタイルです。一度体験したらやめられない居心地の良さがある系統でもあります。「ベーシック」な系統とも似ていますが、個性的なアイテムも多いのがポイント。自分の好みを探りながら、少しずつきになるアイテムやブランドを見つけていきましょう。
アースカラーや自然素材・エコ素材を使用したアイテムが多い印象です。そういう意味でもナチュラルファッションといえるでしょう。
4. カジュアル
出典：https://wegoec.jp/shop/
スウェット素材のパーカーにジーンズ、スニーカーなど。カジュアルという言葉には「さりげない・くだけた・気まぐれな」という意味があります。普段着や、少しアクティブな活動をする日にぴったりの系統です。デザインにスポーツの要素が加わることもあります。また、オフィスカジュアルや、スマートカジュアルというように、カジュアルな要素にビジネスや少し格式ばった要素が付け加えられることもあります。
カジュアルファッションの反対は、フォーマルやビジネスファッションです。
◆アメカジ
出典：https://wegoec.jp/shop/
キャップにチェックシャツ、ジーンズ素材など。アメリカンカジュアル（アメカジ）スタイルは、日本の多くの人に馴染みがあり、高校生や大学生にも人気の系統です。少しボーイッシュな印象になる点も特徴の一つです。自由で少しくだけており、アバクロやGAPなどアメリカのブランドと結びつけられることが多いです。
◆原宿系
出典：https://wegoec.jp/shop/
かつての原宿系というと、ピンク色のウィッグにメイド服、白いタイツ...というイメージの方もいるかもしれません。しかし、現在はそれだけではありません。オーバーシャツをワンピース替わりとして一枚で着るなど、様々な着こなしがあります。あえてまとめるなら、”自分流で派手なファッション”という感じでしょうか。どの服も個性が輝いていて可愛く見えます。見ると楽しい気分にさせてくれるような日本で生まれた独自のファッションです。
◆渋谷系
出典：https://www.dreamvs.jp/shop/g/g529815/
トレンドに敏感な女性が集まる街で生まれた渋谷系ファッションは「渋谷109」のビルに入っているブランドショップの店員達がお手本でした。かつてはギャル寄りの印象が強かったのですが、現在は少し落ち着いたアイテムも多く、”ちょっとギャル風のお姉さん”というイメージがしっくりくると思います。
◆アウトドア
出典：https://wegoec.jp/shop/
マウンテンパーカー、ダウンジャケット、リュックなど。山登りやキャンプ、スキーなどのシーンで着るような機能性の高い素材やデザインを身につけたファッションです。耐久性の面でも丈夫なものが多く、とても長持ちしたり、軽いものが多いので、着ていてとてもリラックスできたりするというメリットもあります。
日常シーンにうまく取り入れるためには、アウトドア系アイテムで全身を固めるのではなく、アイテムを1つか2つに絞って取り入れると良いでしょう。
◆ストリート系
出典：https://wegoec.jp/shop/
オーバーサイズのトップスや、ニット帽、スウェット、短パンなどを使ったスタイル。カジュアルで着こなしやすく、ルーズなシルエットが多いのも特徴です。元々は1970年代に日本に入ってきたスタイルで、街中でボードスケーターやヒップホッパーに好まれた服装でした。モード系と対照的に多くの人が着こなせるため、現在も若い世代を中心に愛されています。学生さんでも取り入れやすい系統です。
◆スポーツ系
出典：ZOZO
Tシャツやポロシャツ、ジーンズやスニーカーを取り入れたスポーティーなスタイル。普段の装いにスポーツ系のアイテムを取り入れるだけでも、ちょっとアクティブな印象に仕上がります。実際に運動をする訳ではなくても、おしゃれでかつ動きやすいため、お出かけにもぴったりなスタイルです。
5. 可愛い系
出典：https://5-fifth.com/products/detail?product_id=17032
お花柄のワンピースやパンプスなど。デート向けで男性から”可愛い”と思われたい女性にもぴったりなファッションです。CamCanやRayに掲載されているようなファッションだとイメージしやすいと思います。一般的なアイテムでも、レースやビジューがついていたり、ファーが付いているなど、思わず可愛いと感じてしまう加工がなされていることが多いです。
◆フェミニン
出典：https://www.dreamvs.jp/shop/g/g5274140101/
英語で「女性らしい」という意味の通り、大人可愛いファッションです。上品で清楚に見えて女性らしいので、男女問わず愛されるファッションです。◆ガーリー
出典：https://www.dreamvs.jp/shop/g/g529539
ピンクのワンピースにヒール付きのサンダル、レースつきのワンピースやリボンなど、「少女らしい」ファッションです。10代・20代の女子にぴったりの系統です。ガーリーなアイテムでも、落ち着いた色味のものを選べば、大人でも着こなしやすくなりますよ。
◆オルチャン（韓国）
出典：https://www.dholic.co.jp/
ダボっとしたパーカーにスキニーパンツなど。オルチャンファッションとは、韓国語で「最高に可愛いファッション」という意味です。ゆるいオーバーサイズのトップスにぴったりとしたボトムを合わせることが多い印象です。色数を抑えたほうがオルチャンファッションっぽくまとまります。韓国ドラマやK-POPの影響もあり、高校生や大学生を中心とした若者に人気の系統です。
6. セクシー系
出典：https://www.dholic.co.jp/
背中や肩を出したトップス、ショートパンツなど。最近はオフショルダーのトップスも流行っています。全身ベージュで揃えたり、高いウエストを強調したり、タイトなニットやワンピースでボディラインを強調するなど、着こなしやシルエットでセクシーでかっこいい女性を演じることもできます。7. クール
出典：https://www.instagram.com/riiiko1108/
ライダースジャケットにパンツなど。オールブラックな印象が強いクールファッションですが、カーキなどのミリタリーカラーもトレンドです。クールな系統のファッションは、男性だけでなく女性からも特に支持されるファッションです。8. モード系
出典：https://www.instagram.com/muua777/
カラフルなスーツや、オールブラックのセットアップなど。モードとは、フランス語で「流行・ファッション」という意味なので、特に決まったスタイルを指すわけではありません。言葉の意味的には、”ファッションにおいて最新のもの”をさします。毎シーズン各ブランドが様々なトレンドを生み出すため、一概に定義づけるのは難しいですが、日本で”モード系”というと、「突き出た個性的なファッション」というイメージで捉えられることが多いでしょう。
9. ボーイッシュ
出典：https://wegoec.jp/shop/
キャップやワイドパンツなど。髪型や服装が男性のようなファッションの系統です。動きやすくて可愛いらしいのが特徴です。本当に男性のアイテムを使う必要はなく、パーカーやジーンズなど、男性も着ていそうな手持ちのアイテムを使って少年っぽく仕上げることは十分に可能です。10. トラッド系
出典：https://pierrotshop.jp/
ダブルジャケットやブレザー、チェック柄のパンツなど、ちょっとレトロなアイテムが代表的。トラッドとは「トラディショナル」からできた和製英語です。流行に流されないファッションで、イギリス紳士の上流階級向けの着こなしをベースにした系統を指すことが多いです。このようなルーツがあるので、「上品過ぎないかな？」「自分のアイテムだけで着こなせるかな？」と思う方もいらっしゃるかと思います。しかし、難しく考える必要はありません。近年ではそこまで堅苦しいものではなく、トラッドらしいエッセンスを取り入れたカジュアルなスタイルが人気です。
11. フォーマル
出典：https://www.doclasse.com/shop/ladies/
フォーマルといえば冠婚葬祭、入学式や同窓会などで当たり前のように見かける系統です。フォーマルの言葉の意味を改めて確認すると「格式張っているさま、公式であるさま」とあります。シンプルであまり肌の露出をしない上品なファッションが多いです。あまり日本では見られないですが、海外ではロングドレスも正式なフォーマルファッションとされています。
◆オフィス系
出典：https://www.ny-onlinestore.com/
オフィスで働くのにふさわしいファッションです。フォーマルすぎず清潔感があり上品な雰囲気が漂う「きちんと感」が鍵。社会人としてのマナーを守りつつ、その会社や部署、業務内容にあ合ったファッションをすることが働く上でのひとつの課題となるでしょう。
◆ビジネスカジュアル
出典：https://www.ny-onlinestore.com/
オフィス系よりもややかっちりめですが、フォーマルまではいかないイメージです。会社や部署にもよりますが、一般的にビジネスカジュアルではNGといわれるアイテム（デニムやミュール、レザー、パーカー、ショートパンツなど）があるので、それらは避けた方が無難です。シンプルさ、派手すぎない色使いときちんと感をいかに出せるかがポイントです。
12. まとめ
いかがでしたか。今回は、女性のファッションの系統について細かくカテゴライズし、整理してみました。各系統はきれいに分類しきれるものではなく、相互に重なっている系統もあります。また、時代とともにその意味も移りゆくものですので、系統に縛られる必要もありません。この記事が、あなたの好みの系統を探したり、あなたのファッションの幅を広げるきっかけとなれば幸いです。
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